各地で会えるイルカ・クジラ
室戸のマッコウクジラ
マッコウクジラは世界最大のハクジラで、大人の雄の平均体長が15m、体重は45tにもなります。
また深海に潜る能力があることでも有名で、3000m潜った記録も残っているようです。
深海に生息するイカなどを補食しているため、沿岸のウォッチングで見られる他の鯨類とは違い、深度が1000mを超えるような沖合域でよく観察されます。
室戸では例年1月から観察されているマッコウクジラですが、2004年は2月初めに最初の報告があり、5月末まで順調に確認されたものの、6月以降ほぼ姿を現していないそうです。
理由は明らかになっていませんが、長岡さん曰く「土佐沖に発生した冷海域のため、黒潮の蛇行があり、黒潮本流が沖合に遠く離れているためではないかと想像している」とのこと。
その予想が正しければ、ウォッチングで行ける範囲は限られていますし、今年のウォッチングの遭遇率が低いことは否めませんが、それも自然の摂理の1つ。他の鯨類のエサとなるイワシなどは例年通りの漁獲高を挙げており、他の鯨類に会える確率はもう少し高いかもしれません。
text by 長岡 友久氏・松室 るみ子
投稿者 web担当ICERCおの : 更新2004年08月01日, 19:25