イルカ・クジラに会いに行こう! イルカ・クジラ・ウォッチングNAVI
 
 

各地で会えるイルカ・クジラ

メキシコのシロナガスクジラ

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今月の「人」斎野さんから、迫力の写真と文章を送っていただきました。
3点の写真を選ぶことが出来ず、全てupさせていただきます。
ディープブルーのポスターみたい・・・すごいですよね!
「シロナガスクジラ」 
最大の生物であるとともに、クジラを志す多くの者に、憧れを、
そして魅了し続けてやまない・・・誰もが見てみたい、逢ってみたい。。。
そんなシロナガスクジラと、比較的容易に逢うことができる、
そんなポイントをご紹介します。場所はメキシコ、バハ・カリフォルニア
半島の東側に位置する、コルテス海。
冬から春にかけてこの海には、実に多くの鯨類が集まって来ます。
ナガスクジラ・ザトウクジラ・イワシクジラ・ニタリクジラ・マッコウクジラ・
シャチ・ハンドウイルカ・ハセイルカ・・・etcそしてシロナガスクジラも
例外ではありません。シロナガスクジラはとても希少な存在に
思われがちですが、この海では違います。
大げさに言えば、一番多く出会うのがシロナガスクジラなのです。
ちなみに、今年は6日間でのべ30頭のシロナガスクジラを観察する
ことができました。そして、ご存知かとは思いますが、この海は、
ハワイや沖縄のように、ヒゲクジラ類の繁殖海域に当たります。
交尾行動や子連れのクジラに出くわすこともありますが、何と!
この海でのクジラ達は、ごく当たり前に餌を採って食べているのです。
あの大きなシロナガスクジラが、海水を取り込み、お腹のウネを
はちきれんばかりに広げ膨れて浮上するシーンは圧巻です。
私は 「オタマジャクシクジラ」 と名づけていますが。。。
6年前、私は船外機ボートに乗ってクジラを探していました。
そして出会った、20mくらいの1頭のシロナガスクジラを後方から
観察していました。ある時、故意か偶然か、クジラが私のボートに
向かってきたんです。そして船腹手前5mでボートの下をくぐり抜けて
行きました。誤って衝突したら、ボートはバラバラ、海に投げ出されるのは
目にみえています。最初は何が起こったのか理解できなかったのですが、
再びそのクジラは戻って向かってきました。そして、震える手でシャッターを
切りました。クジラは再びボートをゆっくりくぐりはじめました。
その時、ピリピリとした振動が、足元を伝って身体中に広がったのを覚えています。
怖かった!そして、3回目をくぐったた時には、「もうぶつかって死んでも良い!」
なんて開き直りの気持ちでした。それを最後にクジラは去って行きました。
あれは何だったのか?遊びたかったのか?シロナガスクジラが遊ぶかぁ???
その時の出来事が、毎年私をメキシコまで運ばせるのかもしれません。
その後も毎年のように奇跡が起こっていますよ!
コククジラにタッチしたり、シロナガスクジラに接近遭遇、ハセイルカの大群に
囲まれたり、様々な経験が出来るこの海で、お客さま方に、
何が1番だったかと尋ねると、多くの人は、「アシカと泳いだこと!」と
答えます。あのシロナガスクジラがアシカに負ける !?私はいつも苦笑い。
アシカに負けない様になるには、今度はシロナガスと泳がないと・・・
きっと、実現できるよなぁ〜なんて考えてる今日この頃です。
いつかみなさんとご一緒に。。。
Text by 斎野 重夫さん

投稿者 るき : 更新2006年04月01日, 22:06